Go1.11からサポートされたWebAssemblyにおいて、ネットワークを利用する方法を紹介します。今回はJSONファイルの取得方法です。
注意点
実際のネットワークアクセスはWebブラウザの開発者ツール、ネットワークタブ内で確認できます。ネットワークアクセスを匿名化したり、CORS制限も適用されますので注意してください。
利用法
今回はCORS制限がなく、APIキーも不要なMicrolinkのコンテンツを取得します。 "net/http"
パッケージを使ってネットワークアクセスをします。そして ioutil.ReadAll
を使ってコンテンツを取得します。これはバイト文字列になっていますので、 string
関数を使って文字列化します。
これまでのWebAssemblyはDOMやFetch APIなどが使えないのが難点でした。しかしGo版のWebAssemblyによって、その問題はなくなっています。 WebAssemblyの可能性を飛躍的に高めてくれるのではないでしょうか。